愛知県立中村高等学校

THE INTERNATIONAL UNDERSTANDING COURSE

国際理解コースQ&A

英語は好きだけど自信がない・・・大丈夫?
英語力を伸ばしたいという気持ちがあれば大丈夫!
国際理解コースで理系の大学に進学できる?
コースは3年間を通じて文系に対応したカリキュラムです。看護系への進学は可能です。
国際理解コースのクラスは3年間同じ?
1年生は同じクラスです。2年生以降は、コースの人数や授業の展開などの事情で複数のクラスに分かれることもあります。
部活動との両立は可能?
可能です。国際理解コースの行事を優先してもらいますが、多くの生徒が両立しています!

国際理解コースは他校の英語科や国際教養科と違い、英語が得意な生徒だけではありません。
英語が苦手な生徒にも、きめ細やかで熱意ある学習指導を行います!
英語力を伸ばしたい人・国際理解に興味がある人は、ぜひ中村IUCへ!!

コースのねらいと授業について

コース設置のねらいは何ですか。
これまで本校で行ってきた「国際理解教育」の実績をふまえ、国際理解コースとして独自の行事を設けるなどカリキュラムを充実させ、異なる文化を持つ人々について理解し、尊重し合いながら協働し、国際社会の中でともに問題解決を目指す人材を育成することです。
国際理解コースではどんな勉強をするのですか。
国際理解コースは、英語・社会・国語などの授業が多い「文系」のコースです。さらにコース独自の科目として、ベトナム研修旅行など体験的学習を核とした「グローバルスタディーズ」、世界の文化と対比しながら日本文化を学ぶ「日本文化研究」、他国の文化を広く学び、国際社会における関わり方を学ぶ「多文化共生」、国際社会で必要とされる発信力の育成に特に重点をおいた、実践的な英語力を鍛える「グローバル英語ⅠⅡⅢ」等を開講します。また、世界の成り立ちから現代国際社会の理解を深めるために、3年次では「世界史」を必修とします。
卒業後の進路について教えてください。また、このコースから理系の大学に進学できますか。
国際理解コースは外国語、国際文化、文学、経済、法学などの文系学部への進学に対応した、私立および国公立大学入試に対応した教育課程となっています。工学部、理学部、農学部、医学部などの理系学部への進学を希望する場合は、「普通コース」が適しています。
国際理解コースの英語の授業について教えてください。英語が得意でないとだめですか。
「普通コース」の授業と比べて、ALT(外国語指導助手の先生)やタブレット端末を積極的に活用した授業がより多く設定されています。また、国際理解コースは英語の授業の内容が深くなりますので、興味関心を持ち続けて授業に取り組むことが大切です。
英語の外部試験への対応はできますか。
本校では英語の大学入試対策も兼ねて、英検など外部試験の受験を推奨しています。上のQの回答にもあるように、国際理解コースの英語の授業ではALTやタブレットを活用して、4技能(読む・書く・聞く・話す)がバランスよく鍛えられることで、新しい大学入試制度への対策が十分にできます。
国際理解コースの生徒は3年間同じクラスですか。
コースの人数や授業の展開などの事情で複数のクラスに分けることもあります。なお、現在1、2、3年生ともに、普通コースの生徒と混合クラスとなっています。

国際理解コース独自の行事について

国際理解コースではどんな行事が行われますか。
国際理解コース独自の行事としては、ベトナム海外研修旅行、Nakamura IUC English Camp(学校で実施する1日の英語学習プログラム)、エンパワーメント・プログラム(学校で実施する3日間の英語集中プログラム)を長期休業中に実施します。また、大学の講義受講やJICA中部への訪問等のプログラムが、それらの事前事後の学習も含めて、「グローバルスタディーズ」や「総合的な探究の時間」の授業として設定されています。もちろん希望者は普通コースも含めて対象とするオーストラリア姉妹校生徒派遣に応募することも可能です。
ベトナム海外研修旅行の内容と必要な費用を教えてください。
この研修旅行は、1年次の冬季休業中に5日間の日程でベトナムのホーチミンを訪れます。現地の学生との交流、日本企業訪問、平和学習などが計画されています。ベトナムは日本の企業が多数進出しており、大勢の日本人が働いています。現地の日本人ビジネスマンの話を聞いて、海外で働く将来の自分の姿をイメージする機会にもなります。原則として国際理解コース全員の参加としています(普通コースの生徒は参加できません)。費用は18万円ほどの見込みです。
大学との連携について教えてください。
令和元年度及び2年度は、南山大学から神崎宣次先生(国際教養学部教授)をお招きして、国際理解についての授業を受けました。今後は、大学の学生や留学生との交流にも取り組んでいく予定です。
エンパワーメント・プログラムについて詳しい内容と、必要な費用を教えてください。
国際理解コースの2年生が参加して、校内で3日間の日程で行う英語集中プログラムです。生徒数名に留学生1名がグループリーダーとしてつき、テーマに沿ってディスカッションやプレゼンテーションをしながら、英語でのコミュニケーション能力だけでなく、発信力、リーダーシップなどを養います。ファシリテーターと呼ばれる指導経験が豊富なネイティヴ・スピーカーの先生が全体の進行を務め、国際理解コース生向けの中身の濃いものになります。費用は3万9千円ほどとなります。
JICA中部への訪問について教えてください。
JICA中部(名古屋市中村区)を訪問し、JICA職員やJICA海外協力隊員経験者による、国際協力などをテーマにした講義やベトナム研修旅行の事前学習などがあります。
国際理解コースの生徒も部活動はできますか。
部活動、生徒会活動ともに普通コースと同様に参加できます。ただし、ベトナム研修旅行、Nakamura IUC English Campとエンパワーメント・プログラムの期間中や、その事前・事後指導など、「グローバルスタディーズ」の授業履修は最優先となります。
国際理解コースの修学旅行はどこに行きますか。
普通コースの生徒とともに、2年次の10月頃に広島・神戸方面を訪れることが決まっています。

普通コースと共通の国際理解に関する行事について

オーストラリア姉妹校生徒派遣について教えてください。
オーストラリア・ビクトリア州にあるMentone Girls’ Secondary Collegeとの間で生徒約20名が隔年で相互訪問し交流を深める事業です。平成30年度は7月22日(日)から8月5日(日)まで、本校生徒18名が姉妹校生徒の家庭にホームステイをしながら授業に参加しました。令和元年度は姉妹校の生徒16名ほどが、本校生徒の家にホームステイをして授業に参加しました。オーストラリアを訪問した生徒は、伝えたい事を表す英単語が分からなくても、外国人に対して臆することなく動作や別の表現を用いて伝えようとする積極性が養われるとともに、プレゼンテーション能力や英語の運用能力が確実に高まります。国際理解コースのみでなく普通コースの生徒も参加できますので、希望者が多い場合は選考により参加者を決定します。参加する場合には、費用は20万円ほど必要です。
中村地球市民教室とはどんな行事ですか。
他国の文化に興味関心を抱き、文化の多様性に気付くと同時に日本文化を別の視点から理解することを目的として、1・2年生全員を対象に実施している講座です。内容は、名古屋国際センターの交流協力課が主催する「NIC地球市民教室」プログラムを通して、名古屋近郊に在住している外国人(英語圏以外が多い)を講師として各クラスにお招きし、講師自身に出身国の生活や文化をプレゼンテーション形式で紹介してもらい、異文化体験活動をワークショップ形式で実施しています。3月に授業時間を使って実施します。

入試選抜関係について

定員は何人ですか。
国際理解コースは40名が定員です。
普通コースか国際理解コースかは、いつ決まりますか。
合格決定後、どちらのコースを希望するか調査した後に決定します。
希望者が40名に達しない場合でも国際理解コースは開設しますか。
開設します。
合格者の中で希望者が40名を越えた場合はどうしますか。
40名を選考します。
2年生や3年生になった時に、国際理解コースから普通コースに変更は出来ますか。
普通コースへの変更は出来ません。

令和3年度国際理解コース1年生(22名)へのアンケート(複数回答)

中村高校の国際理解コースをどのように知りましたか?
「中学校の先生から」6人
「中村高校のHP」 11人
「親・兄弟・先輩・友人・塾」 4人
「中村高校の説明会に参加して」46人
このコースを希望した理由は?
「英語に興味がある」 20人
「国際理解の分野に興味がある」 18人
「留学に興味がある」 12人
「コース独自の授業に興味がある」12人
このコースで何を学びたいですか?
「異文化を理解したい・世界の文化を学びたい・国際的視野を広げたい」12人 「英語力を伸ばしたい・世界の言語を学びたい」13人
「コミュニケーション能力を高めたい・海外の人と話したい」6人
「海外の友人が欲しい・留学したい」2人
令和3年度国際理解コース1年生(22名)へのアンケート(複数回答)

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