今回は、「地方国立大学への進学を考える」をテーマに、１１月２８日(月)(２学期末考査最終日)、鳥取大学の森川修教授を講師としてお迎えし、視聴覚室で行い、１、２年生の希望生徒が参加しました。
森川先生からは、地方国公立大学の特徴・魅力～その前に大学とはどんなところ？～、地方での学生生活・進路・就職～鳥取大学を例として～、国公立大学に行くために～どんな勉強法が必要？～などについてのお話がありました。
大学選びにおいて成功するには、まずは、自分自身を見つめ直す。次に、自分はどのような分野に興味があるか、どんなことをしたいと思っているかを具体的にイメージすることが大切である。大学進学はゴールではなく学びへのスタートである。将来やりたいこと、やりがいを感じること、興味があることなどを手掛かりに、大学に進学する目的をしっかりと持ち、視野を広げながら、学科，学部，大学の順で選ぶほうがよい。などのお話がありました。
また、教員１人あたりに対する学生数が少ない、学費が安いなど、国立大学の優位性の話や、とりわけ、地方国公立大学の良いところは、まわりにサポートをする教職員が多い、私立大学自宅通学と費用は変わらないか安い、地元（愛知県）にＵターン就職できる、まわりには同じ境遇の友人が多い、ひとり暮らしすることで自立できる(人間成長の場である)、大学教育でもっとも大切な研究ができる、などを挙げられました。
今日からできる受験に向けての５つのStepとして、Step 1. 目標を決める、Step 2. 入試情報を集める、Step 3. 実力を認識する、Step 4. 学習時間を改善する、Step 5. 学習内容を設定する、を御教示していただきました。
今後は、ますます、毎日の授業・補習への取組を充実させ、自分を見つめ直し、大学選びをしっかり進め、受験勉強に取り組んでもらいたいと思います。