校長の小川芳範です。
始業式もプリントを配付してお話します。
もうすぐ9月になります。
9月1日は「防災の日」、またこの日を含む一週間が防災週間だということは御存知のことと思います。この由来は、一日が大正12年(1923)に関東大震災の発生した日、また暦の上で台風襲来の多い二百十日に当たることからきています。この機会に災害に対する危機意識を改めて確認してほしいと思います。
さて、新型コロナウイルスの感染拡大は留まるところを知らず、中村高校にもひたひたと押し寄せてきています。目前に迫る学校祭や、3年生には大学入学共通テストの説明会や出願など、今は一年でとても大切な時期だと誰もが承知していることです。今こそ、私たちは「感染しない」「感染させない」生活行動を一糸乱れず徹底しましょう。一致団結して成し遂げたならば、必ず安全で安心な学校生活を送ることができます。無事に毎日の学校生活が送れるよう、皆さんの心意気を行動で示してください。お願いします。
次に、この夏の嬉しいお知らせを3つ紹介します。
最初に8月3日、学校近くの公園北クリニックという病院に行こうとしていた方が、路上で立ち往生していたそうです。その時、本校の女子生徒3名が病院まで付き添ってくれたそうです。お医者さんからお褒めのお電話をいただきました。助けてくれた生徒の皆さん、ありがとう。その心持をこれからもお願いします。
続いて、8月11～14日、第33回全日本高校・大学ダンスフェスティバル神戸、創作コンクール部門が開催され、ダンス部が本選に勝ち残りました。おめでとうございます。事前の保護者の方へのお披露目会に私も呼んでいただき鑑賞させてもらいました。一人ひとりの目力の強さや、指先にまで神経を行き渡らせた所作など、日頃の素晴らしい取組がうかがえました。今後の益々の活躍を期待しています。
最後に、8月17～22日、愛知県アートフェスタが愛知県芸術文化センターで開催されました。本校からは、3年生の向井太洋さんの「大人になる」というテーマの作品が、美術・工芸専門部の代表として展示されていました。おめでとうございます。これからも創作活動を続けてください。
以上で式辞とします。（終わり）
