7月5日(水)に国際交流委員会を開き、今年度の中村地球市民教室のテーマを「食糧問題」に決定しました!
中村高校では、毎年3月頃に、1,2年生の全クラスに、名古屋近辺に在住の外国人講師の方に来校していただき、その国の文化や伝統等について講義をしていただいています。講義後に、クラスを超えて意見交換をできるよう、学校で統一したテーマについて話をしていただいており、今年は「食糧問題」をテーマとして話を依頼することとなりました。
昨今はSDGs関連のニュースに触れることが多くなり、先進国ではフードロス、発展途上国では飢餓といった課題が出てきています。生徒たちも、SDGsに触れる機会が多かったことから、児童労働や人種差別等、今、世界で重視されている問題について積極的な意見が交わされていました。委員長・副委員長が主体となって、生徒たち自身が課題を設定し、協議し、テーマ決めを行っており、見ているこちらも「さすが!」と思わせられる意見を多く聞くことができました。テレビやインターネットだけではわからない各国の事情を、その国出身の講師の生の声を聞くと、この学びがさらに深まり、生徒たちにとって良い体験になると思っています。
委員会の終わり際には、夏休み中の活動として、各クラスが講師としてお招きする方々の出身国について調べてくるよう伝えました。この活動では、画用紙4枚を使ってポスタープレゼンテーションをできるよう声をかけ、その国の特徴、場所、伝統料理等、その国にもっと興味を持てるようなポスターを作ってくるように伝えました。このポスターは、文化祭中に視聴覚教室に掲示しますので、よろしければぜひ御観覧ください。