7月20日(木)、本校1年生を対象としたGlobal Frontier研修が行われました。この研修は、外国人講師の方と共にディスカッションなどを行い、異文化理解を学んでもらう学校行事で、本校の国際理解教育の中心になるものです。
この行事の目的は、
1.英語でのコミュニケーションを通じ、自己発信力を高める。
2.異文化理解や多文化共生について考えを深め、多様な価値観に興味を持つ。
3.英語が通じる成功体験を積み重ね、学習への意欲を高める。
4.自分の将来像を日本ベースだけではなく、地球規模で考える。
の4つであり、簡潔に述べると「自分の考えと他人の意見について深く考え、より広い世界の見方を身につけていこう」というものです。
この研修は全3回行う計画で、1回目である7月20日(木)と、12月18日(月)、3月6日(水)の予定で進めています。1回目と2回目は英語のスピーキングや身近なトピックをテーマにディスカッションを行い、3回目では海外で活躍する日本人の方とオンラインで全クラスをつなぎ、「自分の将来を世界視野で考える」ことについて話をしていただく予定です。
この行事は生徒と講師だけの環境で行われるため、生徒たちは緊張している様子でした。しかし、自己紹介やアイスブレイク活動を通じて少しずつ英語での発話に慣れていき、1時間目が終わる頃には笑顔や笑い声が聞こえることが多く、活動を楽しんでいる様子が見えました。
特に印象的だったのは、自己紹介で "I don’t like コンビニ弁当." と言う生徒に、講師が「それは何?」と尋ねたところ、"Convenience store food!"と別の言葉で言い換えようとしている場面でした。生徒たちも、どうにかしてコミュニケーションを取ろうと四苦八苦しながら前向きに活動に取り組んでいる様子が見え、「これぞコミュニケーション!」とこちらが感心させられるほどでした。
活動終了後、生徒たちと参観してくださった先生たちにアンケートを取りました。現在集計中ですので、集計がまとまり校内での情報共有がすみましたら、また報告いたします。