愛知県立中村高等学校

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1年生

2025年3月17日

グローバル・フロンティア研修(GF研修)最終日を実施

 3月17日(月)の5限~7限で、グローバル・フロンティア研修(GF研修)を行いました。この日は最終日に当たり、ルワンダで活躍する竹田憲弘さんとのオンラインセッションを実施し、生徒たちは5時間目の授業を使って竹田さんについて調べ、質問を準備しました。
 竹田さんは「アフリカノオト」の代表で、スタディツアーや情報発信を行っています。ルワンダの特徴や発展の様子、女性の活躍、IT教育の推進などについて語り、アフリカの多様性と可能性を紹介してくれました。特に、女性の活躍が著しい国であり、ジェンダーギャップ指数でも男女格差が大変小さいことはとても印象的でした。
 また、青年海外協力隊としてルワンダで活動した経験から、自分だからこそできること・やりたいこと・求められていることの交点を見つけ、アフリカと旅と学びを組み合わせたツアー事業を立ち上げた体験談を語ってくださり、海外でのキャリア構築や社会貢献とビジネスの両立について話を伺えました。漫画のセリフを引用しながら、「自分がやりたいことや強みを見つけることは難しいから、誰か2人以上が褒めてくれるポイントが、自分の良さだと思えばいい」とメッセージを伝えてくれました。

 その後、生徒からの質疑応答の時間をとっていただきました。一例を載せます。
  「お給料が月額1万円くらいと推定されていたが、実際、物価は安いのか」→「とっても安い」
  「ルワンダの男女格差はなぜ小さいのでしょうか?」→「虐殺という過去があり国民の7割が女性となった。また、多様性を認める重要性から、クォーター制(会議の30%を女性枠に)を導入。制度面と国民の意識改革が進み、女性の地位向上につながっている。」
  「ルワンダの問題が解決したら他国に行くか?」→「環境や仕事の楽しさもあるが、行ってみたい興味はある」
  「海外活動で難しいことは?言葉が通じない時の対応は?」→「コミュニケーションが最大の課題。必要な単語や言い回しを事前に準備している。また、支援したい貧困層の人々と一緒に働く際、家庭問題などで遅刻や欠勤が起き、経営面での難しさもある。」
  「価値観や考え方の違いで困ることは?」→「宗教観の違い。キリスト教信仰が深い人が多く、良いことも悪いことも『神様のおかげ』と考える文化があり、感覚の違いを感じる。」
  「虐殺後、民族間の和解は進んだか?」→「概ね和解は進んでいる。民族の区別はほぼなくなり、一般的に平和な社会になった。ただし、30年前の出来事なので、家族を失った人の中には未だ加害者を許せていない人もいる。」

 現地に住んでいる日本人の方から話を伺える機会は少なく、生徒にとって貴重な学びとなりました。また、質問内容も多様にあり、前向きに耳を傾けていた様子が伺えました。中村高校では、今後とも国際交流を盛り上げられるようにしていきます。

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