中村地球市民教室を実施しました!
3月13日(金)5限、6限に、2025年度の中村地球市民教室を実施しました。今年度の全体テーマは「教育問題」です。
2年生は、ペルーやスリランカなど、さまざまな国出身の9名の講師をお迎えして講義を行い、1年生は名古屋で難民支援に尽力されている羽田野真帆さんによる講演を行っていただきました。
2年生の各クラスでは、各国の文化や生活、伝統芸能などの紹介を交えながら、それぞれの国が抱える教育問題についてお話しいただきました。この行事に先立ち、国際交流委員がLTの時間を利用して、各国の文化や教育問題について事前発表を行いました。あらかじめ基礎知識を得たうえで講師の方々のお話を聞くことで、生徒たちはより興味・関心を持ち、理解を深めることができました。
1年生についても、事前学習として国際交流委員が各クラスでアメリカの教育問題について発表を行いました。当日は、名古屋難民支援室(DAN)の羽田野真帆さんを講師としてお迎えし、ご自身の幼少期のアメリカでの経験をはじめ、難民支援に取り組むようになった経緯や、現在の支援活動についてお話しいただきました。生徒たちは積極的にメモを取りながら、真剣な様子で講演を聞いていました。
後半では、指名された生徒が、日本に逃れてきた難民の現状について学んだことや、日本の教育、そして自分たちが受けている教育について考えたことを発表しました。難民支援として難民認定申請の法的支援が行われているものの、日本で難民として認定されることは非常に難しい現状があること、また認定されたとしても、その背景には大きな苦難があるため単純に喜べるものではないということを学んだという意見がありました。また、仮放免や管理措置のもとにある子どもたちは、移動の制限や保険に加入できないこと、経済的な困難など、さまざまな問題を抱えていることを知ったという声もありました。
一方で、日本の教育については、すべての生徒が比較的安心して授業を受けることができる環境が整っている点は恵まれているという意見がある一方、他国と比べてルールが多く、自由度が低いと感じるという意見もありました。
本行事を通して、生徒たちは世界の現状や社会問題について理解を深めるとともに、日本の難民問題や自身が受けている教育についても考え、より広い視野で物事を捉える貴重な機会となりました。